地元工務店で完全二世帯住宅を建設したなっちです。
自宅は夫の25年分の給料をつぎ込みました。
思いのたくさん詰まったマイホームです。
そのためもし万が一家が天災でなくなってしまったら...
日本は地震や津波など自然災害の大きい国です。
私が住んでいる東海も20年以上前から
近いうちに東海大地震がくると言われてきました。
しかし、家が崩壊してしまったら精神的な負担は避けられませんが
金銭的な負担は減らせます。
それが火災保険です
しかし火災保険を選ぶのにも
保険会社によってオプションは違うし金額も違います
オプションは何をつけるべき?
この金額は本当に妥当?
この疑問に対して
私がどうやって納得して保険内容を選択できたのか
実例を挙げながら説明していきます。
ココがポイント
1)複数の各社で見積もりを取る
2)オプション内容を見直す
この2点が重要です。
まず我が家の場合をご紹介します。
うちの場合は工務店が連携している保険会社は
三井住友海上の代理店でした。
その見積額は........
773,330円
妥当な金額か判断基準がないから難しいね
そこで、
工務店提携店と他4社を比較してみました
見積もり比較
金額の妥当性がわかる
オプションの勉強になる
スペック
1)構造:H構造
2)専有延面積:151.83m2
3)契約に含まれるもの:
基礎、門・塀・垣、物置・車庫など
(66平米未満)
4)割引:耐震等級割引(3等級)
保障内容
1)保障期間:火災保険10年/地震保険5年
(法律で地震保険は最長5年までと決まっています)
2)保険金額
(1)建物:3000万(地震1500万)
(2)家財:200万(地震100万)
3)保障内容:
・火災、落雷、破裂・爆発
・風災、雪災、雹(ひょう)災
・水濡れ
・盗難
・水災
・破損、汚損など
・地震・噴火・津波
・類焼損害(1億円)
会社によって異なったオプション提示をされました
三井住友海上 | SBI社 | 日新 | SECOM | 損保 | |
臨時費用 (上限) | ー | 300万 | ○ | 保険の10% | 100万 |
個人賠償責任 | ー | 1億 | |||
失火見舞費用 | 30万/世帯 | ○ | ○ | 20万/世帯 | |
残存物取り片付 | ー | ○ | ○ | ー | 5%まで |
他 | ・事故時諸費用 ・QQ隊 | ハウスサポート | ・損害防止 ・修理付帯 | ー | 凍結水道管修理 |
費用 | 733,300 | 565,4207 | 613,440 | 689,720 | 837,580 |
上で比較したように、
見積もりを複数取ることで
自分に紹介された保険会社の保障内容に関して
冷静に検討することができました。
このとき
最初に工務店orハウスメーカー提携の保険会社で見積もりを取る
ことが大切です。
なぜなら、ネットの一括見積もりするときは
条件を統一する必要があるからです。
私もインターネットで見積もりをしたときは
【スペック:構造や面積】
【保障内容:火災10年&地震5年+類焼】
を盛り込みました。
ココに注意
最初の見積書を元に一括見積もりをする
我が家の選択
結局工務店提携の保険会社で契約しました。
なぜなら何例もの保険会社と工務店との間で
やり取りの実績があるからです。
実際に保険を使う必要が出た場合に
自宅を修繕するのは
家を建ててもらった工務店だと思います。
その際に連携がしっかりしていると
安心できると思ったからです。
また、【臨時費用】という項目がなかったので
気づかなかったのですが、【事故諸費用】という項目は
必要な時に300万円まで支給され、この中に
廃材の片付けや仮住まい費用として使ってもいいそうです。
融通がきくオプションだと思いました。
オプション(特約)
保険会社で独自のオプションを設けているところもあるため
詳しくはそれぞれの会社のパンフレットを参照していただきたいのですが、
あえてここでぜひ詳しく説明したいオプションを2つ紹介します。
1)類焼損害
今の日本の法律上、払う必要はありません。
しかし、何かあったら引っ越せる賃貸契約と違い、
多くの場合マイホームを持った方は末永くその土地に
居続けるケースが多いですよね。
そのため、ご近所さんとのトラブルを減らす意味でも
類焼をオプションでつけました。
このおかげで、我が家が原因で隣の家が崩壊しても、
少なくとも金銭的な面では責任が果たせます。
2)家財
保険の対象は大きく【建物】【家財】に分けられます。
この家財保険が曲者です。
天災で家財の保険が支払われる額は
みなさんが考えるより少ないです。
例えば、最初の我が家のプランでは
200万円の家財保険がついていました。
けれど、これが満額受け取れるケースは
建物が全損するときくらいです。
地震&火事で全焼するくらいではないと
100%の保障を受けられません。
けれどそのときは地震・火災保険で
3000万円受け取れるので
200万の設定はいらないかと思いました。
ではどういう時に家財保険を使うのか?
それは契約プランの【破損・汚染】や【盗難】とセットの時に効果が発揮されます。
担当の保険屋さんに聞いたのですが、
子どもが転んでテレビを壊した
泥棒に入られて貴金属を盗まれた
という事例があったそうです。
貴金属などは上限設定がありますが、
我が家も1歳の子どもがいるので
液晶テレビが破られる
パソコンを壊される
ということが起こり得ると思いました。
うちにあるもので
壊れやすく効果なものはこの2つくらいだと思ったので
上限50万円までの保障に変更しました。
200万→50万に家財保険を下げることで
保険料も4万円以上安くなり
731,800円になりました。
まとめ
以上のように複数見積もりを取ることで
火災保険の疑問である
オプションは何を選べばいいのか、
その金額は妥当なのか
に関して判断材料が増え
納得した契約が可能になります。
みなさんもぜひ
契約まえに複数見積もりを取ることを
お勧めします。