完全二世帯住宅を建設したなっちです。
マイホームを建てる方の多くは
収納がたくさん欲しい
と思っている方も多いのではないでしょうか。
けれど稼動棚や固定棚など
増やせば増やすほど費用もアップします。
また、実際に取り付ける際に
棚と棚の間隔に悩む方も多いのではないでしょか
今回は我が家で取り入れた造作家具とその費用やサイズを公開します
こんな方に読んで欲しい
- 固定棚や可動棚を設置予定
- 金額がどれくらい増えるか不安
- 実例が知りたい
- 固定棚や可動棚のメリットデメリットを知りたい
- 書斎の棚の板と板の使いやすい間隔が知りたい
1)造作家具
メリット
- 自分の家のサイズに合わせているので見た目がいい
- 無駄がないから収納力UP
- 自分の体格とも合わせられるので使いやすい
- 家具の隙間がないので埃が溜まりにくい
デメリット
- 一度作ったら変更が難しい
設置場所は固定されているため
カラーボックスのように移動することはできません
- 既製品より高い
さらに棚の場合は固定棚と可動棚に分かれます
でも今の時点で物の置き場所が決まっていない人は可動棚がおすすめ
我が家の造作家具
我が家の実例を紹介します
1)ダイニング (可動棚)
800×450 4段
23,800円
帰ったらすぐにカバンが置けるように棚を作りました。
ちなみにその横にキッチンカウンターを造作予定でしたが、
2550×450で64,900円もしたことと、
ニトリで幅45cmの引き出し付きの机が手頃な値段で
あったことからやめました。
意外に机は高いですね...
2)家事室 (可動棚)
800×450 8段×2
37,600円×2
家事室に棚を作る方は多いのではないでしょうか。
ちなみに最初は固定棚の予定でしたが、
あとで板の間隔調整ができるように
可動棚に変更しました。
3)書斎 (固定棚)
6尺(1820)×300 4段
26,720円
本の重量が意外に重いのと横幅が長いので
固定棚を勧められました。
そのためあらかじめサイズを決めておく必要があります。
ちなみに板と板の間は35cmにしました。
理由は下で書きますね
4)納戸
(中段+ハンガーパイプ)6尺
14,880円
2階に納戸を作りました。
そこにクリスマスツリーや雛人形など
普段使わない季節のものなどをしまいやすいように
中段に棚を作りました。
5)脱衣室
(ニッチ)
W350×H600 3段
20,000円
ニッチは意外にお値段がするので
必要最低限!と思い
流行りのリモコンニッチは作りませんでした。
しかし、洗濯機横にニッチがあれば
洗剤が置けて絶対便利だろうなと思い
ここだけは作りました。
実際大正解です!
洗濯機までの導線がスムーズです。
ココがポイント
洗剤の取りやすさを考え
板と板との間は30cmがおすすめ
固定棚の板と板との間のサイズの決め方
必要なもの
マスキング
テープメジャー
三角スケール
三角スケールはメルカリで700円で購入できました。
(定価1000円くらい)
これで何をするかというと、
壁にマスキングテープを貼り、
自分の手がどこまで届くか確認するのです。
(写真は夫の趣味です...大事なのは右のマスキングテープ)
私の場合、175cmくらいが手を伸ばしてギリギリ届きやすい高さでした。
そのため棚の板の高さは一番上が175cmまでにしておくと
使いやすいということですね。
ちなみに
人が軽く手を上げた時の高さは、【身長×1.2】が目安になります。
この計算だと私の場合183cmになる...
腕が短いなあ...
というのは置いておいて
計算はあくまで目安なのでやはり
実際に自分で手を伸ばしてみて
高さを調節するのがいいと思います。
それから、板と板との間隔は35cmがお勧めです。
例えばA4ファイルを置くとしたら高さが約31cmあります。
取りやすいようファイルの上にスペースが開けるとしたら、
35cmになるのです。
ちなみに三角スケールは
間取りの設計図を読むのに便利です。
1/100サイズの設計図なら普通の定規ですぐわかるのですが
1/50サイズだと変換が面倒だったので三角スケールを買っちゃいました。
まとめ
実例をみてなんとなく
費用の目安がついたのではないでしょうか。
下調べを行えばジャストフィットな家具が作れて
満足度が高いのが造作家具の魅力です。
せっかく自分に合わせてカスタマイズできるのだから
自分が使いやすい高さや間隔を
色々測って見つけていきましょう!